ゴキブリ対策にハッカ油は効くのか?
ゴキブリやカメムシにハッカ油を使っても死ぬわけではない
結論からお伝えすると、原液を直接ゴキブリやカメムシにかけたとしても、逆さまになって嫌がったり弱ったりして動き回るだけでノックアウトさせることは出来ません。完璧に弱らせたりノックアウトさせたいのであれば市販の殺虫剤が確実にお勧めです。
ハッカ油だけに頼るのはかなり危険です。ゴキブリはやってきます。ハッカを好んで積極的に来るわけではありませんが、効果が薄いということです。
わたしの住んでいるマンションは、都会の中心ではあるのですが、周りに飲食店もないような場所でゴキブリを見る回数もそんなに多くありません。ゴキブリが来ないものだと信じてハッカ油やペパーミントを水に薄めたもので拭き掃除をしたりしていましたが、ひょっこりとゴキブリが現れました泣
カメムシに関しては東京は数が西に比べて少ないので、カメムシ発生度の高い地域の方の情報を参考にしましたが、ハッカを撒いた場所にカメムシの数は多少減ったが、すぐ近くには大量発生していた。明るい電気の周りには無数にいたし、電気にまでハッカ油をかけることは困難。という意見です。
掃除でハッカ油を使うとゴキブリを寄せ付けない?
掃除の際に水にハッカ油を混ぜて部屋中お掃除すると清涼な香りに包まれてゴキブリを寄せ付けないのではないか?と思いますよね。確かにゴキブリはハッカの香りを好みません。
しかし、家にいるゴキブリがハッカ油の匂いでいなくなるわけでもないのです。ゴキブリの気持ちを代弁すると、「嫌な匂いだな〜」くらいなのです。
外にいるゴキブリが多少寄ってこないかもしれませんが、それでも入ってきます。全く寄り付かないということはないのです。気休めくらいと思っていてください。上の方にも書きましたが、わたしも最初寄り付かないものと思い拭き掃除で使用していましたが、ゴキブリさん、こんにちは!と出てきました。
ハッカ油を好む虫がいるって本当?
ハッカ油が大好きなジバンムシという虫がいると聞いたことがありますか?
シバンムシという小さな虫ですが、暖かくなるとどこからともなく湧いてくる虫なのですが、箪笥の中やキッチン周り、畳、本などの近くにいることが多い虫です。古くなった本を開いた時に動いている黒くて小さな物体を見たことがあると思います。
生存力は弱い虫ですが繁殖力が強く、どんどん増えてしまいます。キッチンに置いてある乾麺や、小麦粉なども食べてしまうのでパッキンのついたケースに全て入れて対策しましょう。
ジバンムシは人体に影響はなく、噛まれたりすることもありません。
このジバンムシですが、ハッカ油を好むという化学的根拠はないらしいのです。しかしたまに出てくる虫博士のような虫の生態に詳しい方がジバンムシはハッカ油を好む説を力説しているので、わたしは室内では使わないようにしています。ベランダに水を撒く時に少しハッカ油を混ぜたりしています。
安価なので、手軽に買えるのもいいですよね。
猫ちゃんを飼っている場合は注意
犬や人間は影響ないと言われていますが(直接飲んだりはしないでください)、猫ちゃんにとってはハッカ油は危険とされています。体の中でうまく代謝できない為、中毒症状が出てしまう場合があるそうです。猫も好きではない香りだと思うので近くには寄らないと思いますが、部屋中ハッカになったら大変ですので必ず気をつけてください。
まとめ
ハッカ油の匂いをゴキブリやカメムシは好まないが、それくらいじゃ入室を防ぐことは出来ないということです。
わたしの大好きなゴキブリムエンダーの記事も熱量高めに書いていますので、よろしければチェックしてみてくださいね。