先日激辛チップスを食べた高校生が、吐き気などを訴え緊急搬送されたニュースがありました。
速報も出るくらいのニュースだったのでびっくりしました。
実はわたしも日常的に辛いお菓子を食べているので、どの程度の辛さのものだったのか、また今回高校生が緊急搬送された様子なども併せて調べてみました。
この記事でわかること
激辛チップスを食べて運ばれた高校生の症状
運ばれた高校生はどこの高校?
実際食べた激辛チップスの販売元は?どんな成分?
唐辛子のブットジョロキアってなに?
激辛チップスについて調べてみた
激辛チップスを食べた高校生の症状
実際に激辛チップスを食べた、大田区の高校生を受け入れた病院の医師のポストです。
東京消防庁の指令室から「高校生の体調不良者集団発生」の一報とともに、何人受け入れてもらえますか?と、依頼がありました。
— 谷川智行 医師・日本共産党中央委員・政策委員会副委員長 (@ttanigawa3) July 16, 2024
(「座れる子なら、救急車1台で4人まで運べます」とのこと。)救急外来はけっこう混雑していたのですが、看護師さんと相談した上で「4人どうぞ」とお返事。… pic.twitter.com/VlD3Xmay5n
こちらの病院に受け入れ人数は3名で、2人は歩行可能、1人はストレッチャーで意識障害もおきていたようですね。
こちらにも書かれているように、たった1枚、2枚のチップスを食べただけで「口の中が焼けるように痛い」、腹痛や頭痛、もあったということです。(その他の生徒は、体の中が燃えるように熱い、椅子に座ってられないで倒れた等)
そして症状が出たのは食べてすぐではなく、時差もあるようですね。
これだけみていても辛そうですよね。助かって本当によかったです。現在入院などもせず命に別状もない様子。
どこの高校の生徒たちなの?
東京都大田区にあります都立六郷工科高校です。
激辛チップス詳細・販売元や成分
今回、高校生が食べて緊急搬送された激辛チップスの名前は「18禁カレーチップス」といいます。意外とカレー味なんですね!
製造元は株式会社磯山商事さんです。
7/17に公式サイトに謝罪文が出ています。
株式会社磯山商事公式
18禁カレーチップスの成分だけ見ると、カラムーチョ系の味なのかな?と想像できるのですが、原材料名の二番目に唐辛子の記載があります。
原材料は多く入っているものの順に記載されるので、じゃがいもの次に唐辛子が書かれていることからかなりの量が入っていることが分かります。
しかし唐辛子が何グラム入っていて、どんな香辛料を使っているのかの記載はありません。きっとそこは記載義務はないのでしょうが、保健所が入って調査はするのではないかな?と思います。

磯山商事さんの公式サイトに、原材料の2番目に書かれている唐辛子が、ブットジョロキアという唐辛子であることが書かれていました!!他の激辛シリーズにも同じ唐辛子が使われているようです。
唐辛子ブートジョロキアとは?
今回搬送された高校生が食べた、激辛チップス「18禁カレーチップス」の中に入っている、唐辛子ブットジョロキアという聞きなれない名前の唐辛子を調べてみました。
Wikipediaより
磯山商事さんの公式サイトでは、ブットジョロキアと記載されていたのですが、どうやら正式名称は「ブートジョロキア」という唐辛子で、ハバネロよりはるかに辛いようです。
一応世の中で一番辛いとされているスコーピオン・ブッチ・テイラーという唐辛子が世に出てくるまで(2011年)は、ブートジョロキアが最も辛い唐辛子だったそうです。(ギネス認定)
まぁつまり、とんでもなく辛いってことなんでしょう。。。
インドでは象を撃退するのにこの唐辛子を使ったりもするそうです。痛くてヒリヒリしそうなのが伝わりますね。
