ミニマリストに憧れるけど、ついつい新しい衣類を買ってしまう。その結果、収納にすごく困る。
不用品を捨てよう捨てようと思っていて捨てることが出来ない。
そのような人たくさんいると思います。わたしもそうです。
知り合いにミニマリスト(男性)がいたのですが、持ち物の数は徹底していて、冬のアウター1、春のアウター1、シャツが3枚、パンツが2枚、カバンはショルダータイプが1とリュックが1。
ある日いつもと違うバッグを持っていたので、「あ!新しいバッグとか買うんだね」と聞くと、「新しいものを買って古いのは捨てた」と。これがミニマリストの世界です。必要最低限の物しか持たない。物に執着もないんです。
新しいのも買うけど、古いのも使うとかじゃないんですよ。。(わたし)
捨てられない人の心理って色々あると思いますが、所謂ゴミ屋敷のように溜め込んでしまう人は、物を置いておくと安心する、過去への執着、不安症のように心の病気の場合も多くあるそうです。その場合は先に心の相談を専門家にした方が良いでしょう。
今回はわたしのように、「先延ばし癖」「勿体無いという気持ち」について考えてみたいと思います。
わたしの場合部屋は綺麗なんです。ただ物が多いだけ。
ある日色々なサイトで断捨離方法を見たのですが、「急にそんな勇気出して捨てられないし!」っていう提案やアドバイスが多かったんですね〜。無理〜。
そんなわたしが実践している「捨てる」について、そして収納やミニマリストとまではいかないけど物を増やさないためにはどんなことがあるのかをまとめてみました。
勿体無いから捨てられないの心理
まだ使えるから捨てられない
分かりやすく破れた、壊れた、というもう使えなくなってしまったものならばすんなり捨てられるのに、使えるものを捨てるのはちょっと・・・という貧乏性な気持ち。
高かったから捨てられない
買った時に高いお金を出したから捨てづらい・・・というケチな気持ち。
思い出の品だから捨てられない
辛い時や嬉しい時、その品物を見ると思い出す感情。捨てるわけにはいかない・・・というノスタルジーな気持ち。
まだ新品だから捨てられない
せっかく買ったけど使わず放置してしまって、いつか使う日が来るかもしれない・・・という貧乏性な気持ち。
貰い物だから捨てられない
何気なく貰ったもの、結婚式の引き出物、プレゼントでいただいたもの、貰ったものは捨てちゃいけない気がする・・・というなんか申し訳ないやんの気持ち。
勿体無いから捨てられないを克服する
捨てても大丈夫なことを理解する
勿体無くて捨てられないという気持ちを持たない為にどういうマインドが必要なのかをわたしなりに考えてみました。
最初から、「さぁ断捨離よ!ゴミ袋にさっさと詰めて!一気に捨てちゃいましょ!」とか出来ないんですよ。。。そんなことしたらストレスでどうにかなりそう。。。でももちろんすぐに捨てられる人ならそれがいいと思います。でも出来ないのならまずはマインドを変えることから始めたい。ということで一つ一つ分析してみました。ゆっくりやっていきましょ。
この品物を今捨てて3ヶ月後、もしくは半年後に使う日が来るかもしれない・・・この気持ちには、使う時にはまた買えばいいと思うようにしました。大抵のものは売っているし、そして捨てても結局使う日が来ない物が多いのが現実です。勿体無いけど使わないのです。
少し注意すべき点としては、「売ってないもの」です。買い直せないものは一旦「迷っている物入れ」を作って、半年なり自分で決めて使わなかったら思い切って捨てましょう。
高かったものが勿体無くて捨てられないは、一度フリマサイトに出してみて売れればそのまま売ればいいし、売れなければもう価値はない!のです。実は使わないということは自分も気に入っていないのです。ただ一生家に置いておくだけになることに意味はありません。地域のリサイクルもありです。
思い出の品はどうだろう。捨てづらいですよね。でも思い出の品は生きている分増えていくのです。使わないで何年も思い出だからという理由で取っておいてませんか?魂が宿ってそうで気になるぬいぐるみや人形がどうしても可哀想で捨てられないのであれば神社で供養もしてくれます。(初穂料が必要)でも、寿命だと思って「ありがとね」と言って捨ててもバチはあたりません。
わたしはお気に入りだった洋服とかを捨てる時に「今までありがとうございました」とお礼を言ってなんとなく捨てています。お礼を言ったから大丈夫という自分都合ですがお勧めです。自分を納得させる手段。うん。
思い出の品に近いのですが貰った物に関しては、貰った時点でもう自分のものになっているのです。つまり罪悪感は捨てて残すも捨てるも自分次第で大丈夫なのです。わたしがどうしてもしばらく捨てられないもので友達からの手紙があります。しばらく取っておいてもう一度読んで捨ててます。
そして一回も使ってない新品のものって捨てづらいのすごくわかります。一旦身近な人にいるか聞いてみましょう。「ほしい!」と言われたら「良いことしたな〜」と言う気持ちであげましょう。フリマサイトも試してみるのもいいでしょう。売れなかった、誰も貰い手がいなかったら所詮新品でも誰も欲しがらないし、自分も使わないのだから、思い切って処分しましょう。
毎日不要な物を10個捨てる
最初からゴミ袋にどっさり断捨離をするのはなかなか難しいと思います。
わたしがやっている方法は「毎日10個捨てる」です。
もう1年以上続いている習慣で、なんでもいいので家に眠っている使っていないものや捨てられなかったもの、たまってしまってるものを10個捨てるんです。
すごい単純なことなんですよ。捨てるって。でも考える時間も必要というか、一気にたくさん捨てられない人にお勧めです。毎日捨ててるうちに捨てることに慣れてきて捨てられない自分から変われます。わたしはどんどん捨てられるようになってます。難しい人は毎日3つや、5つ捨てるからでも◎
捨てることを習慣づけてみてください。
サマリーポケットを使う
捨てられないを克服するということとは少し違うのですが、捨てるか残すか一旦考えたいけど収納が少なくて困るという場合にお勧めなのがサマリーポケットです。
サマリーポケットは、簡単に説明すると荷物を預かってくれるサービスです。段ボールの大きさによって料金は変わるのですが、詰めるだけです。家に荷物は取りに来てくれて、必要な時は届けてくれます。
荷物を引き出す時に千円くらいかかるのですが、毎月の料金設定は安め。
何年もサマリーポケットで一番大きな箱で利用しているのですが、基本的には衣替えで利用していて、その中に捨てられない小物も一緒に送ったり戻したりしてる感じです。
詰めて送るだけ。必要な時は取り出し料金がかかります。取りに来てくれて届けてくれる。
とりあえず季節もの+すぐに使わない物を預けるのですが、その中に毎回戻ってきては預けてって結局なにしてるん?って物が出てきます。それを勇気を出して3ターンくらいしたら捨ててます・・・。
勿体無い気持ちがあるので、本当に不要かを見極めるのに時間がかかってしまうんです。
自宅に収納がたくさんある場合は不要ですが、都内のマンションなど狭い家に住んでいる方には便利かなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最初から大きな断捨離が出来ない人は、捨てられない心理を理解して、捨てることに慣れていく。
マインドを変えるということです。わたしもそれで捨てられるようになりました。
毎日5個捨てる、10個捨てるからスタートしてみてください。物が減ると心も軽やかになります。
一緒に頑張りましょ!!